見えない世界のポジティブライフ

視覚障害者になり、ブラインドサッカーと出会いいろいろなものを手にいれて今楽しく幸せな毎日を過ごすことができています。今までお世話になった皆さんに感謝を、見えなくてネガティブになりかけている皆さんに勇気を、そんな気持ちでブログを始めることにしました。

障害者のスポーツジムの利用について

皆さんこんばんは。

 

最近寒くてボールを蹴る足先の感覚がなくなってきているおっちーです。

 

さて、先日私の知り合いがはじめて行ったスポーツジムでトレーニングしようとしたときのことについて少し書きたいと思います。

 

視覚障害者の彼が一人でジムにいきました。

まったく見えていないわけではないらしいのですがかなり視力が悪い。

一人で器具から器具への移動もなれるまで大変。

人にぶつかりそうになったりといろいろあって結局ジムのほうから利用のお断り連絡がきたそうです。

 

私は残念な気持ちになりました。

 

公共施設か民間施設かはわかりませんがスポーツ基本法には以下のようなことが記載されています。

 

5 スポーツは、障害者が自主的かつ積極的にスポーツを行うことができるよう、障害の種類及び程度に応じ必要な配慮をしつつ推進されなければならない。

 

第十二条 国及び地方公共団体は、国民が身近にスポーツに親しむことができるようにするとともに、競技水準の向上を図ることができるよう、スポーツ施設(スポーツの設備を含む。以下同じ。)の整備、利用者の需要に応じたスポーツ施設の運用の改善、スポーツ施設への指導者等の配置その他の必要な施策を講ずるよう努めなければならない。 2  前項の規定によりスポーツ施設を整備するに当たっては、当該スポーツ施設の利用の実態等に応じて、安全の確保を図るとともに、障害者等の利便性の向上を図るよう努めるものとする。

 

(引用)

 

もっと言えば白杖をもっている人が移動するとき係りの人がいなくても利用者たちがほんの少しサポートすれば問題ないと思うんです。

それもスポーツマンシップではないでしょうか?

 

そうやって肩身がせまくなるから遠くても障碍者スポーツセンターに行ってしまうのではないでしょうか?

 

家の近くに夜遅くまでやっているジムがあるのならそっちにいけたほうがいいと思うんです。

 

2020東京パラリンピックにむけて強化をはかるためにも民間施設を含めた施設側がうけいれる体制を整えてもらえたらと思います。

 

一人ひとりの小さなアクションがよい社会をつくると思うのでがんばっていきましょう^_^