見えない世界のポジティブライフ

視覚障害者になり、ブラインドサッカーと出会いいろいろなものを手にいれて今楽しく幸せな毎日を過ごすことができています。今までお世話になった皆さんに感謝を、見えなくてネガティブになりかけている皆さんに勇気を、そんな気持ちでブログを始めることにしました。

ブラインドサッカーの観戦力を高める方法 初級編

皆さんこんにちは🌆。

11月の世界選手権で一人でも多く試合をみにきてもらえるように「おっちー流ブラインドサッカー観戦力を高める方法」を書いてみます✏️。

 

まずはあまり知らない人のためにルール説明からしますね😺。

 

●人数

1チーム5人のプレーヤー。フィールド4人はアイマスクをして行います。

ここで国内ルールと国際ルールの違いをひとつ、国内では視覚に障害がない人でもアイマスクをすればプレイできますが国際大会では光も感じない全盲か明暗程度はわかる光覚という区分の選手しか出場資格がありません。

 

そして相手ゴール裏にガイドと呼ばれるコーチがたち、オフェンスに指示をします。これは国内では「コーラー(コールする人)」と呼ばれています。

最後に監督。監督はハーフラインあたりのピッチの外から選手に指示をします。

合計7人で実際は試合を行っています。

 

●コート

フットサルコートと同じくらいです。縦40m、横20mです。ゴールもフットサルのゴールを使用します。

サイドライン上には120cm程度のサイドフェンスを設置してボールがラインをでないようにしてあります。

また、選手はそのフェンスを利用して方向の修正やトラップなどをしています。フェンスを制するものはブラサカを制すかもしれません(笑)

 

●ファウル

大きいルールではボールへアクションするときは「voy」という言葉を発しないといけません。これはスペイン語で「いく」という意味があるそうです。

アクションというときはディフェンスがボールを奪いにいくときもそうですがルーズボールのときもださないといけません。

キーパーは縦2m、横5mのエリアでしかボールを触ることができません。

それをちょっとでもでるとPKになります。

ここでマニアな観戦ポイント。

キーパーはボールを保持してから4秒で投げないといけません。皆さんキーパーがボールを持ったら審判の指をみてみてください。指で秒数だしていると思います。

あとペナルティエリア内でのファウルは6mからのPKとなります。

 

前半や後半だけでファウルを4つ以上すると第2PKになります。これは8mからのキックとなります。

ハーフでリセットされます。ただし個人ファウルはそのままなので1試合5ファウルすると退場になります。

 

あと特殊なのでいくと壁際のせりあいは二人で奪いにいくとファウルになります。

 

 

1試合25分ハーフで残り2分からはファウルやメンバーチェンジなどで時計がとまる形になります。(これは大会によって異なることもあります)

 

残り10秒で第2PKとか心臓ばくばくですよね。

 

長くなったので初級編はこのへんで✋。